このページの内容:
サジェストグループ分けツールは、検索キーワード(サジェスト)をグループ分けするためのツールです。
Webサイトを作る際、検索キーワードをコンテンツ分けしていく必要があります。(ページ分け)
このコンテンツのまとまりが不適切だと、グーグルからよい評価を受けることができません。
サジェストグループ分けツールを使ってコンテンツ分けをすることで、 コンテンツ分けをほぼ自動でしてくれるだけでなく、グーグルからの高い評価も期待できます。
サジェスト(suggest)とは本来、提案という意味です。
グーグル検索ボックスに文字を入力すると、それに続くキーワードの一覧が表示されます。
これは適当に表示されているわけではなく、これまでグーグルで検索されたキーワードを元に提案が表示されます。
この例だと、「ピザポテト」と入力すると「ピザポテト カロリー」といったキーワードが提案されますが、 言い換えれば「ピザポテト カロリー」というキーワードでも検索されていますよ、 カロリーについて知りたいですか?とグーグルが提案しているわけです。
これを利用することで、あるキーワードに対して関連するキーワードは何か?について調べたい時には、 「ピザポテト カロリー」のような提案、つまりサジェストがヒントになるわけです。
そのため、Webマーケティングをする人たちの間では、「検索キーワード=サジェスト」といったように、 2つの言葉が同じ意味で使われることがしばしばあります。
サジェストグループ分けツールは、「検索キーワードグループ分けツール」と言い換えることもできます。
この章でお伝えしたいことは、手作業でサジェストをグループ分けするのは現実的ではないですよ、ということです。
なぜなら、時間があまりにもかかりすぎる割に、手作業でのメリットが得られないからです。
手作業でのグループ分けは、次のような手順になります。
サジェストの数が多くなってくると、グループ分けに何日もかかることはザラと言われています。
さらに、長時間集中力を要する作業を続けなければいけないため、次のようなデメリットがあります。
せっかく気合を入れてサイトを作り込んだのに、グーグルからよい評価がもらえなかったらどうでしょうか?
「こんなにがんばってサイトを作ったのに何故!?」と叫んだことがある方も多いのではないでしょうか?
長い時間をかけてサイトを作成しても、グループ分けの段階で間違いを犯してしまうと、 その後の努力が報われないものになってしまうということを知っておきましょう。
サジェストグループ分けツールを使うと、次のような手順でグループ分けを行うことができます。
この方法だと、実作業10分程度でグループ化作業の全工程が完了します。
(実際にはけんさくんが自動で情報収集している際に待ち時間が発生しますが、 放置可能です。)
本章では、けんさくんとサジェストグループ分けツールを使って、サジェストをグループ分けする手順を説明します。
けんさくんは有料ですが、月600円で利用できます。使用準備や基本的な使い方は公式サイトを確認して下さい。
このチュートリアルでは、けんさくんが既に使える状態である前提で進めていきます。
Keyword Toolにキーワードを入力すると、
グーグルで検索されているキーワード一覧を表示することができます。
(有料版に登録すると検索ボリュームも確認できるのですが、キーワード取得のみなら登録なしでも利用可能です。)
キーワード一覧が表示されたら、右下から「Copy/Export all」→「Copy to clipboard」を選択します。
これでサジェストがコピーされました。
コピーしたデータは、けんさくんに貼り付けて使用します。
取得したサジェストを
けんさくん
のキーワード列に貼り付けます。
「検索結果取得」ボタンを押して、しばらく待ちます。
※スクレイピング技術の特性上、結果が取得できるまでは数分〜数十分ほどかかります。
「検索結果取得 実行中!」の文字が消えたら検索終了です。
検索結果取得が終了したら、比較シートに移動して、「比較表作成」ボタンを押します。
B2セル以降に比較表が作成されたら、B2セルから表の右下までを選択してコピーします。